ソフトバンク、OpenAIとの日本での協業のため、シャープの旧工場を6億7600万ドルで買収

ソフトバンクは、自社の力とOpenAIなどの戦略的パートナーとの提携により、日本市場で大規模なAI事業を構築するという意欲的な計画を着々と進めています。金曜日、同社はシャープが以前液晶パネルの製造に使用していた工場を6億7600万ドルで買収し、人工知能データセンターに転換することを明らかにしました。
ソフトバンクとシャープの売買契約には、大阪府堺市にあるシャープ堺工場の土地と建物が含まれており、その価格は1000億円(6億7600万ドル)です。
データセンターは、テクノロジー業界を席巻する大規模な生成AIの波において、極めて重要な役割を担っています。モデルのトレーニングと、その後のサービスの提供および実行には、十分なデータセンター容量が必要となるため、今回の買収はソフトバンクにとって不可欠な初期段階となります。
この拠点が日本でのOpenAIモデルの商用化計画の一部であるかという質問に対し、ソフトバンクの広報担当者は、日本で「Cristal Intelligence」と呼ばれる高度なエンタープライズAIを展開するためのOpenAIとの協業に関する以前の発表を紹介しました。コメントを求めたところ、OpenAIはこのニュースについてコメントを拒否しました。
報道によると、OpenAIはAI基盤モデルを日本市場に導入し、GPUを活用して堺工場でモデルを開発する予定です。ソフトバンクとOpenAIの合弁会社であるSB OpenAI Japanは、マーケティングなどの活動から得られた顧客データを使用してモデルをトレーニングします。そして、日経新聞の報道によると、カスタマイズされたAIエージェントを顧客に販売する予定です。
このデータセンター計画は、ソフトバンクとOpenAIの協力範囲が拡大していることを明確に示しています。
両社は、OpenAIがソフトバンク、オラクルなどの企業と協力して米国に複数のAIデータセンターを建設した後、日本での合弁事業を発表しました。日本の通信大手であるソフトバンクは、OpenAIにも投資しています。数ヶ月にわたって協議が行われており、最新の情報では、ソフトバンクはOpenAIの評価額を3000億ドル近くとし、最大250億ドルを投資すると報じられています。ただし、この資金調達はまだ完了しておらず、正式には発表されていません。
ソフトバンクによる今回の工場買収は、シャープが以前液晶パネルの製造に使用していた工場に大規模なAIデータセンターを建設するためのMOU(基本合意書)を締結してから約10ヶ月後のことです。
ソフトバンクは2026年の稼働開始を目指しています。ソフトバンクは、この液晶パネル工場がAIデータセンターを稼働させるのに十分な電力を備えており、当初は約150メガワット、最終的には240メガワット以上に増加すると見込んでいます。
堺工場は、ソフトバンクにとって3番目のデータセンターとなります。すでに東京にデータセンターを運営しており、北海道にも建設中です。
引用元: https://techcrunch.com/2025/03/14/softbank-buys-676m-old-sharp-plant-for-its-openai-collab-in-japan/
